児童養護施設

 

最近児童養護施設のバイトに関して

悪いところばかり見えて不満をいうことがおおかった。

 

正直子どもたちには嫌われたくなくて、

子どもたちのためを思って何か言うのではなく、

気に入られようとどこかで振舞っていたのかもしれない。

 

もちろんそんな態度なんて

子どもたちは敏感に感じ取る。

 

でも、最近、自分事ではあるけれど

自分で自分の中に枠組みを作ってずーーーっと

自分を縛りつけていたことにようやく気付いてから楽になった。

「あ、そっか。だから苦しかったんだ」って気付いたんだよね。

 

それからあたし自身やられたくないことを

子どもたちにやってるな。

自分の枠組みで縛りつけてるな、って気付いた。

 

そして気付いてからようやく

子どもたちに嫌われないように動くんじゃなくて、

子どもたちとちゃんと向き合おうって思えた。

 

これは子どもたちの関係だけではなく、

普段の生活の中でも言えること。

 

 

あたし人と向き合ってちゃんと接しているのかな?

人の目ばかり気にしていないかな?

 

子どもたちは様々な複雑な家庭で育ってきた。

だからこそ尚更敏感だ。

 

だからこそ子どもたちは私のあり方を

映し出す鏡。

 

 

嫌なことを言われてつらい気持ちになることだって

たくさんある。

でもそれは私に少なくとも向き合ってくれているってことだし、

その言葉は何かのサインなのかもしれない。

 

そのサインを感じ取りたい。

 

 

子どもたちの暴言を聞いていると

あたしの小さかったころのことを思い出す。

 

 

だからこそ、何だか子どもたちが暴言をはいてても

「なんだか、わかるなー、気持ち」って思う。

 

 

今日は施設にいるアドバイザーの方と

施設の職員で深く話し合う機会があった。

 

社会的養護の子どもたちは

社会全体で育てていく必要があるのに、

子どもたちは色々な立場の大人たちから誤解を受けて、

煙たがれている場面がよくある、とのこと。

 

 

何だかやるせない。

 

 

正直まだ、子どもたちから拒否されるし、

そんな言葉をあびるのは辛い。

 

けど、向き合いたい。

子どもたちだけじゃなくて、自分自身にも。

 

こう気付かせてくれるきっかけを

与えてくれたのは

私の憧れの大人の方。

 

感謝の言葉だけではもちろん収まりきらない。

 

 

最近素敵なかっこいい大人の方と

会う機会がたくさんあった。

 

 

わたしもかっこよく生きたい。