きづき
バイト先の児童養護施設で職員に対してカウンセリングをしてくだる
先生がいて、久しぶりにお話をした。
これまで施設で学んだことを総まとめし、
これから保育士という道にあたってのお言葉を頂いた。
この先生は国の機関の中で発言力がある先生で
とても頭の回転がよく素晴らしい先生。
先生と話す中で、今までのこと、これからのことを整理する
機会を頂いたので、忘れないうちにめも。
先生は子育てをする母親とカウンセリングをされており、
そしてご自身も小さなお子さんを育てる母親。
先生は専業主婦になって子育てするメリットが見当たらないと言う。
子育てに関して、子どもが3歳になるまで母親が子育てをしなければ
子どもはしっかり育たないという風潮があるが、
これは何の根拠もなく、
むしろ母親が専業主婦となって子育てを行うことで、
①メンタルヘルスが悪くなり
②収入が減り
③子どもの成長が阻害される(必ずしもでないが①等の理由で)
専業主婦で家庭で子育てするからといって
子どもの育ちが良くなるか、といわれれば
そういうことはなく、変わらないという。
先生は母親は必ず1日3時間は外で働く
のように母親が外で働くという法律を作ればいいのに、
と笑っておっしゃっていた。
そしてこれが虐待防止にもつながると。
自分の子どもは自分でみたい、
子どもの成長をずっと見ていたい、という方は
まだまだたくさんいると思うけれど、
(私の友達の中にもたくさん)
否定するつもりはないけれど、
やっぱり専業主婦になることで、日々の家事や子育てに対して評価してくれる
人がおらず、自分に対する肯定感を高められる機会が少ないと思う。
そういったことで、自分の評価を
夫の年収や子どもの学歴に頼らざる終えなくて
他のママ友なんかと比べちゃったり、ママカーストなんかが
できちゃうんだと思う。
先生は子育てに関する悩みってその母親の考え方なんかが
子どもを通して顕在化されただけよね、なんておっしゃっていた。
例えば、母親の
「出かける前に、こどもに~してって言っても言うことを聞かなくって。
それであせっちゃって、苛々して子どもにあたっちゃうんですよね」
なんていう悩みは
母親の「~せねばならない」といった考え方や
母親自身がどのように親から育てられてきたかの表れで。
子どもは「~しなさい」と言われても
すぐにできないし、子どもはそういう生き物だし。
(むしろ何でも言うことをそのまま何でもきく子は怖い。。)
子どもがどうやって自分から「やりたい!」っていう環境を作れるかが
大事で。
だからこそ保育士の役目って
「子どもは~のような時、~のようになるものですよ」
「~のような時は、~のように接するといいですよ」
なんて子どもたちと関わる機会が多い立場として
言葉をかけることなのかな。。
そして新人として、分からないことだらけの中、
保護者の方と悩みを共有しながら、
自分も子ども達と関わる中で学んび、先輩から学んだことを
保護者の方と共有していきたい。
これから働く保育園の子ども達の対象年齢は0~2歳児。
正直この年の子どもたちと関わることは、
これまで少なく分からないことだらけ。
でもこの年齢って本当に子ども達の土台となる基礎が形成される次期。
子どもたちと丁寧に関わり合いながら、
心に寄り添うことのできる保育士になりたい。
と、明日の内定式を前に色々と考えるのでした。